STORAGE CALCULATOR
RAID容量計算
ディスクの容量・台数・構成を選ぶと、容量と耐障害性を表示します。
計算結果
使用可能容量(フォーマット前)
全ディスク容量に対する割合
- 全ディスク合計
- 冗長領域(容量換算)
- ホットスペア
ディスク構成
番号は説明用です。パリティ専用ディスクの位置を示す図ではありません。
対応できる同時故障
容量の式
コピーする内容を表示
各構成の特徴・メリット・デメリット
RAID 0ストライピング2台以上
データを複数のディスクに分散して読み書きします。
- メリット
- 全容量を使え、複数台へI/Oを分散できます。
- デメリット
- 冗長性がありません。1台の故障でアレイのデータを失います。
容量の式:N × S
RAID 12台のミラー2台
2台に同じデータを書き込む構成として計算します。
- メリット
- どちらか1台が故障しても、残ったコピーから復旧できます。
- デメリット
- 使用可能容量は合計の50%です。3台以上のミラーはこの計算の対象外です。
容量の式:S
RAID 5シングルパリティ3台以上
1台分のパリティを全ディスクへ分散して保存します。
- メリット
- 1台の故障に対応し、台数を増やすほど容量効率が上がります。
- デメリット
- 書き込み時にパリティ処理が必要です。再構築中の追加故障に対応できません。
容量の式:(N − 1) × S
RAID 6ダブルパリティ4台以上
2台分のパリティを分散して保存します。
- メリット
- 同じアレイで2台の同時故障に対応できます。
- デメリット
- 2台分の容量を使い、書き込み・再構築にはパリティ処理の負荷がかかります。
容量の式:(N − 2) × S
RAID 10ミラー+ストライプ4台以上の偶数
2台のミラーを複数組作り、組をまたいでデータを分散します。
- メリット
- パリティ計算が不要で、I/Oを複数のミラーペアへ分散できます。
- デメリット
- 使用可能容量は50%です。同じミラーペアの2台が故障するとデータを失います。
容量の式:(N ÷ 2) × S
RAID-Z1ZFS・1重パリティ2台以上
ZFSの1重パリティ構成です。この計算では単一vdevを扱います。
- メリット
- 1台の故障に対応。チェックサムで破損を検出し、冗長データがあれば修復できます。
- デメリット
- 再構築中の追加故障に対応できません。実容量はブロック配置などで概算値より小さくなります。
容量の式:(N − 1) × S
RAID-Z2ZFS・2重パリティ3台以上
ZFSの2重パリティ構成です。この計算では単一vdevを扱います。
- メリット
- 同じvdevで2台の同時故障に対応し、ZFSの整合性検証も利用できます。
- デメリット
- 少なくとも2台分の容量をパリティに使います。小さいブロックでは容量効率が低下します。
容量の式:(N − 2) × S
RAID-Z3ZFS・3重パリティ4台以上
ZFSの3重パリティ構成です。この計算では単一vdevを扱います。
- メリット
- 同じvdevで3台の同時故障に対応できます。
- デメリット
- 少なくとも3台分の容量をパリティに使い、容量効率と処理負荷の検討が必要です。
容量の式:(N − 3) × S
JBOD単体ディスクの合計1台以上
ここではディスクを個別に使うJBODの合計容量を表示します。単一ボリュームにはなりません。
- メリット
- RAID用の冗長領域が不要で、ディスク単位で管理できます。
- デメリット
- データの冗長性はありません。JBODを連結(SPAN)の意味で使う製品もあり、故障の影響は構成で異なります。
容量の式:N × S(合計)
N=スペアを除いた台数、S=1台の容量。台数はこの計算で扱う最小条件で、製品ごとの対応台数や推奨構成とは異なります。性能はI/Oの種類・コントローラー・ディスクによって変わります。
計算の前提
- 一般的なRAIDは1アレイ、RAID-Zは新規構成の1 vdevとして計算します。複数vdev、拡張済みRAID-Z、dRAID、SHR、容量の異なるディスクは対象外です。
- RAID-Zの結果はパリティ分だけを差し引いた概算上限です。ashift・recordsizeによるパディング、メタデータ、ZFSの予約領域を控除していません。圧縮・重複排除も加算していません。
- TBは10の12乗バイト、TiBは2の40乗バイトです。単位の違いによる表示差と、冗長領域による容量減少は別です。
- ホットスペアは交換待機用で、同時故障に耐えられる台数を増やしません。RAIDには誤削除やランサムウェアから戻す機能がないため、バックアップは別に用意します。